Webサイト制作の基本
オンライン向けの文章の組み立て

今のところ、紙に印刷された文字にくらべ、画面に表示された文字の方が品質が悪く、読むのに時間がかかります。ダイヤルアップ接続なら、電話料金がかかるのでじっくり読む間もありません。またWebではテレビチャンネルのように、あれこれサイトを切り替えることができるので、読むというよりはざっと眺めているといった態度になります。

従って、Web向けの原稿は、印刷物向けの原稿より、文章量を減らし、ざっと眺めれば意味がとれるようにする必要があります。会社案内や学校案内などの原稿をそのままWebに持ってきている例がありますが、印刷物をWebに移すなら、文章の構成を変え、文章量を減らすなど、事前の編集作業が必要です。目安としては、印刷物の半分くらいの量に文章を削るようにしてください。

具体的には、次のようにすると、分かりやすくなります。

  • 概要や結論を最初に持ってくる
    ぺージをスクロールしないでも内容が分かるように、肝心の部分を最初に持ってきましょう。また、検索エンジンで全文検索した場合、検索結果にページの先頭部分の文字(全角100字程度)がサマリーとして表示される場合があります。この意味からもページの最初には重要な文章を持ってくる方が得策です。
  • 箇条書きを使う
  • 1文1文を短くする
    長文には大抵複数の事柄の説明が含まれます。これを短い文章に分け、1つの文章では1つの事柄のみを説明すると、内容が頭に入りやすくなります。
  • 区切りを入れる
    長文が続けて入力されていると読みづらいので、段落ごとに改行しましょう。 また、内容の区切りごとに小見出しを入れると、読みやすくなります。

文章ばかりでは、ユーザーの関心を引きにくいので、イラスト、写真、図などで説明できる物は、このような画像などにすることも検討が必要でしょう。ただし、これはサイトの性格によりけりで、たとえば学術論文でしたら、文章ばかりでも構わないかもしれませんし、ショッピングサイトなどでしたらビジュアルに訴える方が有効かもしれません。サイトのユーザー層を考えて、文章とビジュアルの適度なバランスを図るようにしてください。

また、「結局は中身が肝心」で説明しているように、文章量を減らしても、情報量は減らさないようにしましょう。