Windows XP SP1とInternet Explorer6 SP1に付属のHTML HelpはVer.1.4にバージョンアップされています。これは、HTML
HelpのActiveXコントロールとショートカットを悪用して、ユーザのシステムを攻撃できるというセキュリティホールを回避したバージョンです。
これに伴い、HTML HelpのショートカットをネットワークドライブとUNCから実行することができなくなりました。
それ以外の機能変更はありません。
Ver.1.4のリリース後、目次での[選択された見出しおよびすべてのサブトピックの印刷]でスタイルシートが無効になるという不具合が発見されました。このため、Ver.1.4
updateがその後すぐにリリースされています。
HTML Helpのポップアップの問題
HTML HelpをVer.1.4以降にバージョンアップすると、ポップアップに表示される文字数が半角255文字までになります。これは、Ver.1.4xの制限事項です。
HTML Helpの開発責任者によると、Ver.1.3xでは127文字まで制限されていたものが、Ver.1.4xでは255文字までに拡張されたとのことです。しかし、日本語版のWindows環境でHTML
Help Ver.1.3xをインストールしている場合、なぜか実際には256文字以上表示することができました。(これ自体が仕様上からは一種の不具合に当たるのかもしれません。)
いずれにしても、ポップアップの文字数は255文字までにするようにご注意ください。
Ver.1.3x以降とWindows Me/XP/2000
Windows Me/XP/2000には、HTML Helpランタイムコンポーネントが標準で付属しています。これらのWindowsでは、HTML
Help ランタイムコンポーネントは、システムの一部とみなされます。このため、Internet ExplorerをVer.6以降にバージョンアップしたり、hhupd.exeをバージョンアップしても、HTML
Helpランタイムコンポーネント自体はバージョンアップされません。Windowsのサービスパックや上記のセキュリティホールのパッチによってのみ、バージョンアップすることができます。
- エクスプローラなどでランタイムコンポーネントを削除しようとしても、DLLキャッシュから復元されます。無理に削除して行くとエラーが表示され、WindowsのCD-ROMをセットするように要求されます。
それでも削除してしまった場合、hhupd.exeを実行できないので、HTML Helpランタイムコンポーネントを簡単には再インストールできません。ですからWindows
Me/XP/2000のHTML Helpランタイムコンポーネントを削除したり、以前のバージョンに戻すのは避けてください。
- Windows Me/XP/2000上でhhupd.exe 1.3xを実行しようとすると「HTML Help is a Windows
system component and can only be updated via a service pack on this
version of Windows」と表示されます。