HTML Helpの作成方法(基本編)
二次ウインドウを表示する

メインウインドウとは別にウインドウを開いてトピックを表示できます。このウインドウを「二次ウインドウ」といいます。

リンク先のトピックを二次ウインドウに開く

トピック中のボタンやリンクテキストをクリックすると二次ウインドウが開き、その中にリンク先のトピックが表示されるように設定できます。これには、関連トピック(Related Topis)機能と二次ウインドウを組み合わせます。

  1. 「ウインドウのボタンやサイズを変更する」の「ウインドウタイプの設定」の方法で、二次ウインドウにするウインドウタイプを作成します。二次ウインドウ名は必ず「$global_」から始まる名前にします。

    例) $global_second
  • 関連トピックと二次ウインドウを組み合わせる場合、二次ウインドウ名は「$global_」から始まる名前にしなければなりません。「$global_」以外から始まる名前を付けた場合、リンク個所をクリックすると、「The Window name "sample" passed to HH_GET_WIN_TYPE has not been specified.」というエラーが表示され、二次ウインドウを開くことができません。
  1. [File]→[Open]を選択し、リンク元のトピックファイル(*.htm、*.html)を開きます。
  2. アイコン(HTML Help ActiveX Control)をクリックします。
    [HHCTRL: Command and ID]ダイアログが表示されます。
  3. コンボボックスで[Related Topics]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    [HHCTRL: Display Type]ダイアログが表示されます。
  4. [As a button]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    [HHCTRL: Button Options]ダイアログが表示されます。
  5. ボタンの表示内容を選択し、ボタンに表示される文字またはイメージ/アイコンファイル名を指定します。
  6. [次へ]ボタンをクリックします。
    [HHCTRL: Related Topics]ダイアログが表示されます。
  7. [Add]ボタンをクリックします。
    [Add/Edit Related Topic]ダイアログが表示されます。
  8. [Title]に、ポップメニューやダイアログに表示されるタイトルを入力します。
    ファイルのタイトル以外の任意の文字列を指定できます。
  9. [File/URL]に、トピックファイルのURLまたはファイル名を入力します。
    ファイル名を指定する場合、「mk:@MSITStore:chmファイル名::/トピックファイル名」の形式で指定する必要があります。
    例)mk:@MSITStore:sample.chm::/data.htm

  10. [Alternate URL]に、[File/URL]で指定したURL/ファイル名にアクセスできない場合の代替のURL/ファイル名を入力します。(代替がない場合は入力しなくても結構です。)
  11. [OK]ボタンをクリックします。
    [HHCTRL: Related Topics]ダイアログに戻ります。
  12. [Window]に、手順1で設定した二次ウインドウ名を入力します。
  13. [次へ]ボタンをクリックします。
    [HHCTRL: Finish]ダイアログが表示されます。
  14. [完了]ボタンをクリックします。
    ダイアログが閉じ、関連トピックリンクが設定されます。
  15. [File]→[Save File]を選択し、トピックファイルを上書き保存します。
  16. 以上の操作の後、ヘルプをコンパイルして関連トピックリンクを設定したボタンをクリックすると、リンク先のトピックが二次ウインドウに表示されます。

二次ウインドウにクローズボタンを付ける

二次ウインドウは自動的には閉じません。しかし、トピックファイルにクローズボタンを付け、そのボタンをクリックすると現在のウインドウが閉じるようにすることができます。

  1. [File]→[Open]を選択し、クローズボタンを付けたいトピックファイル(*.htm、*.html)を開きます。
  2. アイコン(HTML Help ActiveX Control)をクリックします。
    [HHCTRL: Command and ID]ダイアログが表示されます。
  3. [Close Window]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    [HHCTRL: Button Options]ダイアログが表示されます。
  4. [As a button]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
  5. ボタンの表示内容を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
  6. [完了]ボタンをクリックします。
  7. [File]→[Save File]を選択し、トピックファイルを上書き保存します。

イメージマップのリンク先のトピックを二次ウインドウを開く

HTMLのイメージマップと、上の「リンク先のトピックを二次ウインドウに開く」の手法を組み合わせることで、イメージ上の領域をクリックするとリンク先のトピックを二次ウィンドウに表示できます。HTML Helpのポップアップではテキストしか表示できないのに対し、二次ウィンドウには画像や表など、通常のトピックと同じ内容を表示することができます。

以下の例は「ポップアップを表示する」の図形のポップアップを、二次ウィンドウに変えた例です。
この場合も、二次ウインドウ名は必ず「$global_」から始まる名前にし、リンク先のファイル名は「mk:@MSITStore:chmファイル名::/トピックファイル名」の形式で指定します。

<OBJECT id=zukeicircle type="application/x-oleobject"
classid="clsid:adb880a6-d8ff-11cf-9377-00aa003b7a11"
>
<PARAM name="Command" value="Related Topics">
<PARAM name="Window" value="$global_second">
<PARAM name="Item1" value="円形;mk:@MSITStore:sample.chm::/sousa1.htm">
</OBJECT>

<OBJECT id=zukeirect type="application/x-oleobject"
classid="clsid:adb880a6-d8ff-11cf-9377-00aa003b7a11"
>
<PARAM name="Command" value="Related Topics">
<PARAM name="Window" value="$global_second">
<PARAM name="Item1" value="四角形;mk:@MSITStore:sample.chm::/sousa2.htm">
</OBJECT>

<IMG src="images/sample.gif"
usemap="#test"
width="170"
height="99"
border="0"
>

<MAP NAME="test">
<AREA shape="circle"coords="128,60,30"
<A href="JavaScript:zukeicircle.Click()"
<Title="円形領域のトピックを表示">
<AREA shape="rect" coords="11,11,82,63" A href="JavaScript:zukeirect.Click()"
<Title="四角形領域のトピックを表示">
</MAP>

目次/キーワードから二次ウインドウを開く

ここでは二次ウインドウを目次ページに割り当てる場合を例に説明します。キーワードの場合は、[Index]タブでキーワードを選択し、次の手順3〜9と同様に操作してくだい。

  • バイナリの目次、キーワードを作るように設定している場合は、目次/キーワードへの二次ウインドウの割り当てが無効になります。[Project]タブの アイコン(Change project options)をクリックすると表示される[Options]ダイアログで、[Compiler]タブの[Create a binary Index]と[Create a binary TOC]のチェックを外してからコンパイルしてください。
  1. 「ウインドウのボタンやサイズを変更する」の「ウインドウタイプの設定」の方法で、二次ウインドウにするウインドウのタイプを設定します。
  2. [Contents]タブで、目次ページを挿入する位置の上にあたる見出しまたはページをクリックして選択します。
  3. アイコン(Insert a page)をクリックします。
    [Table of Contents Entry]ダイアログが表示されます。
  4. [Entry title]に、目次に表示する文字を入力します。
  5. [Add]ボタンをクリックします。
    [Path or URL]ダイアログが表示されます。
  6. 目次に割り当てるトピックを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
    [Table of Contents Entry]ダイアログに戻ります。
  7. [Advanced]タブをクリックし、[Windows]に二次ウインドウ用のウインドウタイプ名を入力します。
  8. [OK]ボタンをクリックします。
    [Contents]に目次ページが挿入されます。
  9. アイコン(Save File)をクリックし、設定内容を目次ファイルに保存します。