HTML Help ActiveXコントロール リファレンス
概要

  • この文章は、HTML Help ActiveXコントロール(Hhctrl)バージョン4,74,8793,0に基づいています。

ActiveXコントロールとは

ActiveXは、ソフトウェアの機能を再利用可能な部品(コンポーネント)にし、この部品をネットワーク環境でも相互に動作させることを可能にする標準規格です。Microsoftが提唱しています。

これにのっとって、Webページやアプリケーション上で動作するように作られたコンポーネントがActiveXコントロールです。
HTMLファイルにActiveXコントロールを挿入することで、ブラウザだけでは不可能な機能をヘルプに付加することができます。

HTML Help ActiveXコントロールを使用するには

HTML Help ActiveXコントロールは、HTMLのOBJECT要素を使用してトピックファイルに挿入します。

HTML Help Workshopでトピックファイルを開き、””(HTML Help ActiveX Control)で挿入するか、HTMLエディタでトピックファイルを開き、直接OBJECT要素を追加します。

  • 一部のパラメータは””(HTML Help ActiveX Control)では設定できず、直接トピックファイルに記述しなければ使用できません。

コマンドとメソッド

HTML Help ActiveXコントロールの特定の機能を呼び出すには、コマンドまたはメソッドを使用します。
コマンドは、PARAM要素のCOMMANDパラメータで指定します。
メソッドは、JavaScriptまたはVBScriptから呼び出します。

コマンド一覧

メソッド一覧

構文

HTML Help ActiveXコントロールをHTMLファイルに挿入するには、OBJECT要素を使用します。

<OBJECT
id="hhctrl"
type="application/x-oleobject"
classid="clsid:adb880a6-d8ff-11cf-9377-00aa003b7a11"
codebase="hhctrl.ocx#Version=4,74,8793,0"
>
<PARAM name="Command" value="Index">
<PARAM name="Item1" value="index.hhk">
</OBJECT>

id:

HTMLファイル中でActiveXコントロールを参照するときに使用する名前です。初期設定のIDは「hhctrl」ですが、任意の名前を指定できます。
半角英数字で、アルファベットから始まる名前を指定してください。IDの最初に文字に数字は使用できません。
1つのファイルに複数のActiveXコントロールのインスタンスを挿入する場合は、それぞれ異なるIDにする必要があります。

type:

オブジェクトのMIMEタイプです。HTML Help ActiveXコントロールの場合は、常に"application/x-oleobject"になります。

classid:

あるActiveXコントロールを他のActiveXコントロールと識別するために使用します。HTML Help ActiveXコントロールの場合は、"clsid:adb880a6-d8ff-11cf-9377-00aa003b7a11"です。

codebase:

ActiveXコントロールのバージョンとURLを指定します。HTML Helpを表示するユーザ環境のActiveXコントロールがここで指定されたバージョンよりも古い場合は、指定したURLから自動的にActiveXコントロールがダウンロードされます。

  • 自動ダウンロードにしたくない場合は、URLを指定せず、codebase="#Version=4,74,8793,0"のようにバージョンのみ指定します。””(HTML Help ActiveX Control)で挿入した場合は、URLは指定されません。

PARAM:

ActiveXコントロールのコマンドと、コマンドが必要な情報を指定します。例ではIndexコマンドを呼び出し、index.hhkファイルの目次を表示するように指定しています。

align、border、height、width、vspaceなど、OBJECT要素の属性を使用して、HTML Help ActiveXコントロールの表示と位置を設定できます。
たとえば、widthとheightでHTMLファイル中でのActiveXコントロールの幅と高さをパーセント(n%)またはピクセル(n)で指定できます。