WindowsとMac OSのアクセシビリティ支援機能

あまり知られていませんが、WindowsとMac OSには、障害者がパソコンを使うための支援機能が搭載されています。

Windows

Windows 95以降には、画面拡大、表示色変更機能、マウスまたはキーボードなどの操作のカスタマイズ、サウンド解説、サウンド表示などのユーザー補助機能が搭載されています。

Windows XPまで

ユーザー補助機能を使用するには、[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]→[ユーザー補助]メニューを選択し、そのオプションを選択します。あるいは、コントロールパネルの[ユーザー補助のオプション]で設定することもできます。

このユーザー補助機能では、同時にふたつのキーを押すのが困難な人が、Shift、Ctrl、Altキーと他のキーを同時に押さなくても同時に押したものとして処理する機能、マウスの代わりにキーボードでマウスポインタを移動する機能、聴覚障害者向けにシステムのアラート音を画面の点滅で示す機能、弱視の人向けに画面表示を拡大したり、ハイコントラストにする機能などがあります。

Windows Vista

Windows Vistaからは「ユーザー補助機能」という名称が、「コンピュータの簡単操作」に変更され、また音声読み上げ(英語音声のみ)や音声認識(日本語対応)機能が追加されるなど、アクセシビリティ関連の機能強化がされています。
スタートメニューの[すべての プログラム]→[アクセサリ]→[コンピュータの簡単操作]を選択するか、あるいは、コントロールパネルの[コンピュータの簡単操作]で設定することもできます。

詳しくは、マイクロソフト社のアクセシビリティのページと各Windowsのヘルプを参照してください。
上記のマイクロソフト社のアクセシビリティのページには、 視覚障害の人がキーボードのみの操作で Windows Vista、Word 2007、Excel 2007を使うための視覚障害者向け簡易マニュアルも掲載されています。

Macintosh

Macintoshのアクセシビリティ機能は、Windowsに比べると少ないですが、Mac OS Xでは、「システム環境設定」の「ユニバーサルアクセス」により、画面表示を白地に黒から黒地に白に変更したり、ディスプレイ表示を2倍から16倍に拡大したり、テンキーでマウスの代わりにマウスポインタを移動したり、同時に複数のキーを押さなくても押したものとして処理する機能が搭載されています。Mac OS X 10.4 (Tiger)からVoiceOverという音声読み上げ機能が標準搭載されていますが、残念ながらVoice Overは英語音声のみの対応です。

また、Mac OS 7.xから9.xには、弱視者向けの画面表示拡大・反転機能の「クロースビュー」と、肢体不自由者向けのマウス、キー操作の補助機能「イージーアクセス」があります。OSのCD-ROMの「特別付録」中などに「クロースビュー」「イージーアクセス」拡張機能が入っており、これを「コントロールパネル」に追加できます。